内定承諾書の提出後でも辞退は可能?
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【例文あり】内定承諾後の辞退はよくあること?トラブル回避のマナー

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内定承諾後の辞退は決して珍しいことではなく、法的にも問題ありません。

しかし、トラブルを避けるには誠実なマナーが必須です。

内定承諾後の辞退はよくあることなのか

一度は「入社します」と承諾の返事をしたものの、その後に辞退を申し出ることは、求職者にとって非常に心苦しい決断です。

「非常識ではないか」「自分だけではないか」と不安に感じる方も多いでしょう。

編集長
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結論から申し上げますと、内定承諾後の辞退は決して珍しいことではなく、一定の割合で現実に発生しています

もちろん、企業側にとっては痛手となる行為ですが、労働市場の流動性が高まっている現代において、入社直前まで迷いが生じることは十分にあり得る話です。

内定承諾後に辞退に至る主なケース

一度は入社を決意したにもかかわらず、なぜ承諾後に辞退という選択に至るのでしょうか。

よくある背景には、以下のような事情が挙げられます。

第一志望の企業から後で内定が出た

滑り止めとして受けていた企業や、第二志望の企業から先に内定が出て承諾期限が迫り、とりあえず承諾をしてしまうケースです。

その後、本命である第一志望の企業から内定通知が届いた場合、承諾後であっても辞退を選択する人が多く見られます。

現職からの引き止め(中途採用の場合)

転職活動においてよくあるのが、退職交渉時の引き止め(カウンターオファー)です。

編集長
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退職の意思を伝えた際に異動などを提示され、転職を取りやめて現職に留まることを決断するケースです。

家族からの反対(オヤカク)

特に新卒採用において近年増えているのが、親や家族からの反対による辞退です。

「大手企業でないと安心できない」「勤務地が遠すぎる」といった理由で家族の承諾が得られず、本人の意思とは裏腹に辞退せざるを得なくなることがあります。

口コミや評判による入社への不安

内定承諾後に改めて企業の口コミサイトやSNSでの評判を調べ、ブラック企業である可能性や、社風が合わないというネガティブな情報に触れて不安になるケースです。

「入社して本当に大丈夫だろうか」というマリッジブルーのような心理状態(内定ブルー)に陥り、辞退を選択することがあります。

編集長
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重要なのは、「よくあること」だと割り切りつつも、迷惑をかける相手に対して誠意ある対応ができるかどうかです。

内定承諾後に辞退しても法的に問題はない

結論から申し上げますと、内定承諾書を提出した後であっても、内定を辞退することに法的な問題はありません。

多くの求職者が不安に感じますが、日本の法律では労働者(求職者)の権利が手厚く守られています。

ここでは、なぜ法的に問題がないのか、その根拠となる民法の規定や損害賠償のリスクについて詳しく解説します。

内定承諾後の辞退でトラブルを避けるためのマナー

採用担当者は、あなたの入社に向けて研修の準備や備品の手配、配属先の調整などを進めています。

そのため、トラブルを回避し円満に辞退するためには、社会人として最大限の誠意を持って対応することが求められます。

ここでは、具体的にどのような点に注意すべきかを解説します。

辞退の意思が固まったら早急に連絡する

最も重要なマナーは、辞退の意思が固まった時点で、一刻も早く企業へ連絡を入れることです。

「気まずいから」「怒られそうだから」といって連絡を先延ばしにすることは、企業への迷惑を拡大させるだけでなく、トラブルの原因となります。

編集長
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連絡が早ければ早いほど、企業側も次の対策を打ちやすくなり、実害を最小限に抑えることができます。

連絡をせずに音信不通になる「サイレント辞退」や「バックレ」は絶対にしてはいけません。

人としての信用を失う行為であり、場合によっては自宅への訪問や緊急連絡先(実家など)への連絡が行くことになり、余計に事態を悪化させます。

連絡手段は電話を基本としメールは補助的に使う

内定辞退の連絡は、原則として「電話」で行うのがマナーです。

内定承諾後の辞退という重要かつお詫びを伴う連絡においては、直接担当者と話をして謝罪の気持ちを伝えることが礼儀とされています。

メールやLINEだけで一方的に辞退を告げることは、「誠意がない」「常識がない」と受け取られやすいです。

編集長
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電話をした後の証跡(記録)として残す場合など、メールを補助的に活用することは有効です。

電話とメールの役割分担については、以下の表を参考にしてください。

連絡手段役割と利用シーン注意点
電話第一報として辞退の意思を伝える 直接言葉で謝罪し、誠意を示す 理由を聞かれた際にスムーズに答える営業時間内(始業直後や昼休憩、終業間際は避ける)にかける 静かな場所からかける
メール電話で話した内容の再確認(証跡を残す) 担当者が不在で電話がつながらない場合の一次連絡 深夜や早朝など電話ができない時間帯の連絡メールだけで完結させようとしない 件名は一目で内容がわかるようにする 誤字脱字に注意する

嘘をつかずに誠意を持って理由を伝える

辞退の理由を伝える際は、嘘をつかずに正直に話すことが大切です。

嘘が発覚した場合、あなた自身の信用問題に関わるだけでなく、将来的に仕事で関わることになった際に大きなマイナスとなります。

編集長
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「検討を重ねた結果、自身のキャリアプランにより適した他社から内定をいただき、そちらに入社することを決意しました」といったように、前向きかつ正直な理由を伝えれば問題ありません。

あくまで「期待に添えず申し訳ない」という謝罪の姿勢を貫くことが、トラブルを避けて円満に辞退するためのポイントです。

【例文あり】電話で内定辞退を伝える際のトークスクリプト

内定承諾後の辞退は、企業側にとって採用計画の変更や再募集の手間など大きな負担となります。

編集長
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そのため、メールやLINEだけで済ませるのではなく、電話で直接担当者に話し、誠意を持って謝罪するのが社会人としてのマナーです。

しかし、いざ電話をかけるとなると「怒鳴られたらどうしよう」「引き止められたら断りきれないかもしれない」と不安を感じる方も多いでしょう。

電話をかける際は、手元にスケジュール帳と筆記用具を用意し、電波状況の良い静かな場所を選びましょう。

採用担当者が電話に出た場合の会話例

採用担当者に繋がった場合は、まず氏名を名乗り、今話す時間が取れるかを確認します。

その後、単刀直入かつ丁寧に「内定を辞退させていただきたい」という結論を伝えます。

編集長
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理由を詳しく説明する必要は必ずしもありませんが、聞かれた場合には答えられるよう準備しておきましょう。

電話での会話の流れとポイントを以下の表にまとめました。

ステップ内容注意点・ポイント
1. 挨拶・確認名乗りと時間の確認「お忙しいところ恐れ入ります」とクッション言葉を使う。
2. 結論辞退の意思表示「大変申し上げにくいのですが」と前置きし、はっきりと伝える。
3. 理由辞退理由の説明「検討の結果」や「一身上の都合」が基本。聞かれたら誠実に答える。
4. 謝罪迷惑をかけることへの詫び承諾後の辞退であることを重く受け止め、深謝する。
5. 結び感謝と電話を切る挨拶これまで評価してくれたことへの感謝を忘れない。

以下は、実際にそのまま使えるトークスクリプトです。

自分の状況に合わせて適宜調整してください。

基本的な辞退のトークスクリプト

自分:
「お世話になっております。先日、内定のご連絡をいただきました〇〇(氏名)です。ただいま、お時間を少々いただいてもよろしいでしょうか?」

担当者:
「はい、大丈夫ですよ。どうされましたか?」

自分:
「この度は内定をいただき、誠にありがとうございました。大変申し上げにくいのですが、自身のキャリアについて改めて検討いたしました結果、今回の内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。」

担当者:
「そうですか。差し支えなければ理由をお聞かせいただけますか?」

自分:
「はい。他社様からも内定をいただいており、自分の適性や将来のビジョンを慎重に考えました結果、そちらの企業でお世話になることを決断いたしました。御社には大変高く評価していただいたにも関わらず、このようなお返事となり誠に申し訳ございません。」

担当者:
「わかりました。残念ですが、〇〇さんのご活躍をお祈りしています。」

自分:
「こちらの身勝手な都合で多大なるご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。また、選考にお時間を割いていただきありがとうございました。それでは、失礼いたします。」

「一身上の都合」で通しても問題ありませんが、承諾後の辞退であるため、できる限り誠実な対応を心がけましょう。

【例文あり】メールで内定辞退を伝える際の件名と本文

内定承諾後の辞退は、企業側に多大な迷惑をかける行為であるため、本来であれば電話で直接謝罪と経緯を伝えるのがマナーです。

しかし、担当者が不在で電話がつながらない場合や、どうしても電話での連絡が難しい状況においては、メールで速やかに意思を伝えることがトラブル回避につながります。

ここでは、採用担当者に失礼がなく、かつ確実に辞退の意思が伝わるメールの書き方を、具体的なシチュエーション別の例文とともに解説します。

メール作成時に押さえておくべき基本構成

ビジネスメールにおいて、内定辞退のような重要事項を伝える際は、件名を見ただけで内容が理解できるようにすることが鉄則です。

編集長
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開封を後回しにされないよう、以下の要素を必ず盛り込みましょう。

項目ポイント記載例
件名用件と氏名を簡潔に明記する内定辞退のご連絡(氏名)
宛名会社名・部署名・担当者名を正式名称で書く〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇様
本文(結論)辞退する旨を冒頭で明確に伝える大変恐縮ながら、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
本文(理由)詳細すぎる言い訳は避け、「検討の結果」等とする自身の適性を再考しました結果、別の道に進む決意をいたしました。
結び謝罪と感謝の言葉で締める本来であれば直接お詫びすべきところ、メールでのご連絡となり申し訳ございません。

電話がつながらなかった場合のメール例文

電話をかけたものの担当者が不在であったり、営業時間外であったりした場合は、 「一度電話をした」という事実をメールに記載することが重要です。

これにより、誠意を持って連絡しようとした姿勢が伝わります。

以下のテンプレートを参考に、ご自身の状況に合わせて調整してください。

件名:内定辞退のご連絡(氏名)

〇〇株式会社
人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。
先日、内定のご通知をいただきました、〇〇大学の〇〇(氏名)です。

先ほどお電話を差し上げましたが、ご不在のようでしたので、メールにて失礼いたします。
この度は、内定の通知をいただき誠にありがとうございました。
大変光栄なお話をいただきながら恐縮ですが、検討を重ねました結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

御社には面接から内定まで多大なるお時間を割いていただいたにも関わらず、このような結果となり、誠に申し訳ございません。
本来であれば直接お電話にてお詫び申し上げるべきところではございますが、取り急ぎご連絡を差し上げた次第です。

末筆ながら、御社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

————————————————–
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒000-0000 東京都〇〇区〇〇 1-2-3
電話番号:090-0000-0000
メール:example@example.com
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やむを得ずメールのみで連絡する場合の例文

本来は電話連絡が原則です。

しかし、どうしても電話をする勇気が出ず時間が経過してしまうよりは、メールであっても早急に辞退の意思を伝える方が企業にとっても親切です。

編集長
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メールのみで完結させる場合は、電話ができない非礼をより丁寧にお詫びする文面を心がけましょう。

件名:内定辞退のお詫び(氏名)

〇〇株式会社
人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。
内定のご連絡をいただきました、〇〇(氏名)と申します。

この度は採用内定のご通知をいただき、誠にありがとうございました。
承諾のお返事を差し上げておきながら大変心苦しいのですが、一身上の都合により、この度の内定を辞退させていただきたく存じます。

私のために選考のお時間をいただいたにも関わらず、このような形でご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
本来であれば直接お伺いするか、お電話にてお詫びとご説明をすべきところ、メールでのご連絡となりますご無礼を何卒ご容赦ください。

採用に関わってくださった皆様には、心より感謝申し上げます。
最後になりますが、御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

————————————————–
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒000-0000 東京都〇〇区〇〇 1-2-3
電話番号:090-0000-0000
メール:example@example.com
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まとめ

内定承諾後の辞退は珍しいことではなく、法的な問題もありません。

しかし、企業への迷惑を最小限に抑えるため、意思が固まり次第、電話で誠意を持って伝えることが大切です。

マナーを守って円満に辞退しましょう。

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