みんなどうしてる?第一志望の内定辞退、嘘をつくか正直に言うか問題


第一志望の企業から内定をもらったのに、辞退しなければならない……。
そんなとき、多くの人が悩むのが「辞退理由に嘘をつくべきか」という問題です。
この記事では、嘘と正直、それぞれのメリット・デメリットに加え、企業側のホンネや、嘘をつく場合・正直に言う場合の伝え方のポイントまで解説します。
この記事を読めば、あなたにとってベストな内定辞退の方法が見つかるはずです。
第一志望の内定辞退、嘘と正直、それぞれのメリット・デメリット
第一志望の企業から内定を得て辞退する際に、正直に伝えるべきか、それとも別の理由をつけて辞退するべきか、多くの人が悩むところです。
ここでは、嘘と正直、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、それぞれのケースの体験談も紹介します。
嘘をつく場合のメリット・デメリット
メリット
- 角を立てずに辞退できる可能性が高い
企業に悪い印象を与えることなく、円満に辞退できる可能性があります。
企業側も、建前として辞退理由を尋ねている場合もあるため、当たり障りのない理由を伝えることで、その後の関係性を良好に保てる可能性があります。 - 余計な質問を避けられる
正直に辞退理由を伝えると、「なぜうちの会社を選ばなかったのか」「他に選考を受けている企業はどこか」など、答えにくい質問をされる可能性があります。
嘘をつくことで、このような質問を避け、スムーズに辞退手続きを進められるでしょう。
デメリット
- 嘘がバレるリスクがある
内定辞退後に、SNSなどでほかの企業に入社したことが発覚したり、共通の知人を通して情報が伝わったりする可能性もゼロではありません。
嘘がバレた場合、企業側に不信感を与え、今後の関係性に悪影響を及ぼす可能性もあります。 - 自分のためにならない
嘘をつくことに罪悪感を抱いたり、後々まで気にしてしまったりする人もいるかもしれません。
また、正直に伝えることで得られる企業側からのフィードバックやアドバイスの機会を失ってしまう可能性もあります。
正直に言う場合のメリット・デメリット
メリット
- 企業側から貴重な意見をもらえる可能性がある
企業は、なぜ自社ではなく他の企業を選んだのか、正直な意見を聞くことで、今後の採用活動に活かそうと考えることがあります。
そのため、正直に伝えることで、業界の動向や自身のキャリアプランについて、企業側から貴重なアドバイスをもらえる可能性があります。 - 誠実な印象を与えられる
正直に伝えることで、企業側に誠実な印象を与え、好印象を残せる可能性があります。
たとえ内定を辞退することになっても、誠実な対応は、その後のビジネスチャンスに繋がる可能性もゼロではありません。 - 自分の成長に繋がる
正直に伝えることで、自分のキャリアプランや企業選びの軸について、改めて見つめ直すきっかけになります。
また、企業側からのフィードバックを受けることで、自身の強みや弱みを客観的に把握し、今後の成長に繋げることができます。
デメリット
- 企業側の心象を悪くする可能性がある
企業によっては、自社の選考を軽視されたと受け取り、心象を悪くする場合もあります。
特に、選考に時間や費用をかけている企業ほど、内定辞退に対して厳しい見方をする可能性があります。
「企業研究不足」といった印象を与えないよう、辞退理由を伝える際には、感謝の気持ちと、入社したいという意思があったことを明確に伝えましょう。
その上で、自身のキャリアプランと企業の理念や方向性が合致しないなどの理由を具体的に伝えることが重要です。 - 気まずい思いをする可能性がある
企業側から、なぜ自社を選ばなかったのか、詳しく説明を求められることがあります。
その際、企業のネガティブな部分を指摘することになり、気まずい思いをする可能性があります。
企業の批判にならないように、あくまでも自身のキャリアプランや価値観との相違を丁寧に説明することが重要です。
嘘と正直、どちらが良いのか
嘘をつくか正直に言うかは、状況や相手企業、そしてあなた自身の価値観によって判断する必要があります。
どちらにもメリット・デメリットがあることを理解した上で、自分にとって最良の選択をしましょう。
迷った場合は、信頼できる人に相談したり、キャリアセンターなどを利用するのも良いでしょう。
内定辞退の伝え方、ポイントを紹介

内定辞退をスムーズに行い、企業側と良好な関係を保つためには、伝え方にも注意が必要です。
ここでは、嘘をつく場合と正直に言う場合それぞれの伝え方のポイントを解説します。ポイントは共通している部分も多いですが、状況に応じて使い分けましょう。
嘘をつく場合の伝え方のポイント
嘘をつく場合は、あくまでも丁寧に、そして企業側に不快な思いをさせないことを意識することが大切です。
以下のポイントを踏まえ、誠意ある対応を心がけましょう。
お詫びの言葉を述べる
まずは、内定の謝意とともに、辞退することへのお詫びを述べましょう。
その際、企業側の貴重な時間を無駄にしてしまったことへの謝罪も忘れず伝えましょう。
「この度は、貴社からこのような素晴らしい内定をいただき、誠にありがとうございました。しかしながら、大変申し訳ございませんが、熟慮した結果、今回は貴社のご期待に沿うことができず、内定を辞退させていただきたく存じます。」のように、感謝の気持ちを込めることが重要です。
具体的な辞退理由は避ける
嘘をつく場合、具体的な辞退理由を述べると、後々矛盾が生じる可能性があります。
そのため、「一身上の都合により」「家庭の事情で」など、抽象的な表現にとどめましょう。
具体的な企業名や待遇面を比較して辞退するといった表現は避け、あくまで自分側の都合として伝えることが重要です。
連絡は迅速に、電話と文書で
内定辞退の連絡は、できるだけ早く行うことが大切です。
企業側も、選考を進める上で迅速な対応を求めています。
電話で直接伝えた後、お詫びと辞退の旨を記した文書を送付するのがマナーです。

電話では、採用担当者の名前をしっかりと確認し、丁寧な言葉遣いを心がけ、文書は誤字脱字がないか、丁寧に作成しましょう。
正直に言う場合の伝え方のポイント
正直に伝える場合でも、企業側への配慮は欠かせません。
正直であることと、失礼な態度をとることは全く別です。
感謝の気持ちを忘れずに、誠実に伝えましょう。
感謝の気持ちを伝える
嘘をつく場合と同様、まずは内定への感謝の気持ちを伝えましょう。
選考の機会をいただけたこと、貴重な時間を割いてくれたことに対する感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。
その上で、大変心苦しいという気持ちを表明し、辞退の意向を伝えましょう。
第一志望の企業・業界であることを伝える
正直に伝える場合、第一志望の企業や業界から内定を得られたことを伝えることが重要です。
ただし、企業名や待遇面を具体的に比較することは避け、「以前から強く志望していた企業(業界)であり、自分のキャリアプランを実現するために、大変難しい決断でしたが、そちらの道に進むことを決断いたしました。」のように、あくまで自分のキャリアプランに基づいた決断であることを強調しましょう。
今後の活躍を祈念する言葉を添える
最後に、企業や採用担当者に対する感謝の気持ちとともに、今後の発展を祈念する言葉を添えましょう。
これは、たとえ内定を辞退する場合でも、社会人としてのマナーとして重要なことです。
「貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます」といった言葉をかけることで、相手に好印象を与えられます。
嘘も方便?状況に応じた判断を
企業の内定を辞退する際、嘘をつくか正直に言うかは、状況によって判断する必要があります。
嘘をつくことが必ずしも悪いわけではありませんが、後々のトラブルや心象悪化のリスクも考慮する必要があります。
最終的には、自分自身の価値観や倫理観に基づいて判断することが大切です。
状況 | 嘘をつくメリット | 嘘をつくデメリット | 正直に言うメリット | 正直に言うデメリット |
---|---|---|---|---|
辞退理由が企業にとってデリケートな内容を含む場合 (待遇面、企業風土など) | 角を立てずに辞退できる可能性が高い | 後々、嘘がバレた場合、企業との関係が悪化する可能性がある | 自分の正直な気持ちを伝えることができる | 企業側に不快な思いをさせてしまう可能性がある |
企業側との関係性が深く、今後も関わる可能性がある場合 | 良好な関係を維持できる可能性がある | 嘘がバレた場合、信頼関係が崩れる可能性がある | 誠実な印象を与えることができる | 企業側との関係が悪化する可能性がある |
上記はあくまで一例であり、状況はケースバイケースです。
重要なのは、相手への配慮を忘れずに、誠意ある対応をすることです。

嘘をつくにしても、正直に伝えるにしても、感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
企業側のホンネって?嘘と正直、どちらが印象が良い?

内定辞退の理由を嘘をつくか正直に言うか悩む際に、「企業側はどちらを良しとするのか?」という点も気になるところでしょう。
企業側のホンネとしては、もちろん建前上は「正直に話してほしい」と言うでしょう。
しかし、採用活動にコストと時間をかけているのも事実であり、企業側もビジネスとして動いています。

そのため、本音では、辞退理由よりも、辞退の意思決定が覆らないかどうか、入社してくれる人材を確保できるかどうか、という点に関心がある場合が多いです。
嘘をつかれた場合の企業側の反応
嘘の辞退理由を伝えられた場合、企業側は「何か他に魅力的なオファーがあったのだろうか」「自社の魅力が伝わらなかったのかもしれない」と、自社の採用活動や待遇面を見直すきっかけになることがあります。
ただし、嘘が露見した場合、企業側との信頼関係を損ない、後々悪影響を及ぼす可能性も否定できません。
特に、同業界への転職であれば、業界内で噂が広まる可能性も考慮する必要があります。
正直に伝えられた場合の企業側の反応
正直な辞退理由を伝えられた場合、企業側は候補者の価値観やキャリアプランを理解し、今後の採用活動に活かすことができます。
場合によっては、候補者の希望に沿った別のポジションを提案してくれるケースもあるかもしれません。
ただし、あまりにも直接的な表現や、企業側を否定するような言い方は避け、あくまでも円満な印象を与えるように心がけることが重要です。
重要なのは、辞退理由よりも「誠実さ」
項目 | 内容 |
---|---|
嘘をつく場合のリスク | 嘘が露見した場合、信頼関係を損なう可能性がある 企業側に不快な思いをさせてしまう可能性がある |
正直に伝える場合のメリット | 企業側との良好な関係を保てる可能性がある 自分の希望や状況を理解してもらえる可能性がある |
企業側は、嘘を見抜けるわけではありませんが、嘘をつくことよりも、誠実に対応してくれることを評価するでしょう。
企業側も様々な経験を持つ社会人です。
建前ではなく、相手への配慮を忘れずに、誠実に対応することが、結果的に双方にとって良い結果を生む可能性が高いと言えるでしょう。
まとめ
第一志望の企業の内定を辞退する際に、嘘をつくか正直に言うかは、状況や自分の価値観によって異なります。
嘘をつくことは、その場を穏便に乗り切るためには有効ですが、後々トラブルになる可能性も孕んでいます。
一方で、正直に伝えることは、誠実な印象を与えられますが、企業側に不快な思いをさせてしまう可能性も否定できません。
重要なのは、どちらの場合も、相手への配慮を忘れずに、誠意をもって対応することです。