室長!内定もらえました〜!
おめでとう!これで就活は終了だね。
そ、それが
まだ他にも気になるところがあって承諾するか迷ってまして...
内定辞退する期限っていつまでなんでしょうか?
そういうことなら今回は「内定辞退をいつまでにするべきか」について解説するね!
この記事のポイント
- 一般的な内定辞退の期限(企業都合・マナーの観点)
- 法的な観点での内定辞退の期限
- トラブルに発展するタイミングの整理
- 辞退を保留したい場合、辞退する場合の方法
一般的な期限・タイミングは内定通知書が届いてから1週間以内
この記事の目次
内定が決まるとその証明として企業からは内定通知書が届きますよね。
この通知書が届いたタイミングで、内定承諾書にサインするかどうか(辞退するかどうか)の選択をする必要が生まれます。
一般的には届いた日から数えて、「早くて2日以内、遅くても1週間以内」に返事をしなければなりません。これには企業側の2つの都合が関係しています。
早く判断して欲しい企業側の都合
- 優秀な人材を囲い込んでおきたいから(契約で縛りたい)
- 入社か辞退がわからないと人員の確保ができず採用活動の終了ができないから
1週間以内というのはマナーや企業側都合の側面が強いということだね。
あ、あのー...
さすがに1週間じゃ短いというか、承諾を保留するっていうのはなしですかね?
可能だよ!
無断で引き伸ばすとトラブルに発展するし最悪内定取り消しもありえるから悩んでいるならその判断もGoodだね。
内定承諾書を提出後に辞退は可能?
また、辞退することは可能ですが「とりあえず承諾書を提出して入社する意思を装う」のもトラブルの種となるためあまり推奨はできません。
内定承諾を保留したい場合
企業都合ということもあり、内定通知書が届いてから内定者が悩める期間はかなり短いものとなっています。
複数の企業を受けることが当たり前の就活において第一志望の企業以外を即決することは難しいですよね。
できれば保険として残しておきたいなあって思います(汗)
その場合、無断で承諾を引き伸ばすのはNGです。最悪の場合、気づかない間に内定が取り消されてしまうことも考えられます。
入社か辞退の判断を先延ばしにしたい場合は正直に内定先へ相談するのがベストです。
承諾書の提出書を遅らせる相談を受け入れてもらうためにはいくつかのポイントがあります。
承諾保留をするためのポイント
- あくまでもこちらが「お願いしている」という姿勢を見せる
- 保留したい理由を伝える
- 返答の期限がいつまでか提示する(MAX2週間)
- 入社の意思を伝えておく
これらのポイントを押さえた上で電話での保留の相談をシミュレーションしてみましょう。
お世話になっております。○○大学○○学部の○○と申します。人事部の○○様をお願いします。
お電話代わりました。○○です。今回はどういったご用件でしたか?
○○大学○○学部の○○と申します。先日は内定をいただきありがとうございました。大変恐縮ではありますが、この度は内定承諾書の提出期限の猶予をいただきたくご連絡致しました。
わかりました。理由を伺ってもよろしいでしょうか?
はい。選考が進んでいる企業があり、そちらの結果を待ってから判断させていただきたいと考えております。
1週間後には選考結果が通知されるため、私事で大変恐縮ではあるのですが、検討の期間も含め10日後までお返事の猶予をいただけないでしょうか?
もちろん御社へ入社にも大変魅力を感じておりますが、中途半端な気持ちでご迷惑をおかけしないしたいと考えておりますので、何卒ご理解いただけますと幸いです。
そういうことであれば、弊社としても前向きな気持ちで入社を決めていただきたいので、10日後の○月○日にまたお返事をお待ちしています。
ご了承いただきありがとうございます。
また、本日はお忙しいところお時間いただきありがとうございました。それでは失礼します。
このように猶予をお願いするときはネガティブな印象を与えずに自分にとっても企業側にとっても前向きな理由で相談をする必要があります。
また、保留期間はどんなに引き伸ばしても2週間が限度だと考えておきましょう。
企業側は承諾を保留されている期間、あなたを待ち採用活動を一部ストップしている可能性があるため、場合によっては「内定を取り消される」覚悟もしなければなりません。
内定辞退をする場合
内定辞退をする場合は、早ければ早いほどスムーズに承諾をしてもらえます。
企業側も次の採用活動のアクションにすぐ移ることができるし、あなたも辞退するかどうか迷っている心のつっかえが取れるよね。
内定辞退で重要なポイント
- 必ず電話で承諾を得たあと、メールor書面で記録を残す
- 結論→謝罪→理由→感謝の順で伝え「辞退の意思」をはっきり伝える
内定辞退のマナー・具体的手順についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
-
【電話で内定辞退】トラブルなく電話で内定辞退する為の要注意ポイント3つ
続きを見る
内定辞退できる法的な期限はいつまで?
先ほど説明した「2〜3日以内・1週間以内」はあくまでマナーや企業側の都合を考慮したいわゆる「一般論」での期限です。
しかし、何が起こるかわからない就活で常に一般論に当てはめることは難しいですよね。
- 通知書が到着してからズルズルと辞退を延期してしまった
- キープしたくてとりあえず承諾書を提出してしまった
という方が多いのも事実。
では実際のところ、マナーや一般論を度外視した場合、法的リスクの観点では内定辞退はいつまでなら問題ないのでしょうか?
結論から言えば「法的な観点で言えばいつでも辞退可能」です。ただし、先方とのトラブルや損害賠償のリスクを回避したいのであれば「入社2週間前がデッドライン」と理解しておきましょう。
もし、一般的な期限を過ぎてしまっている場合は以下の記事を参考にしてみてください。
-
【結論可能】内定承諾後も辞退可能な3つの根拠とトラブル0で切抜ける方法
続きを見る
新卒・転職・パートで内定辞退の期限は変わる?
新卒採用でも中途採用でも内定辞退は前述した通りのもので変わりありません。
パートやアルバイトに至っては採用の通知は電話できますし、断りを入れるタイミングも基本的に自由で問題ないですが、どちらにせよ
- 猶予が欲しいなら相談する
- 決まっているならすぐ判断する
というのを念頭に置いておきましょう。
公務員や看護師、保育士の内定辞退の期限は?
職種別で内定辞退のタイミングや法律のルールが変わるかというとそうでもありません。
どの職業でも内定通知をもらってからの流れと期限は同じです。
企業といえど、相手も人であるため辞退をすんなりと受け入れてくれずトラブルに発展してしまうことは多々あります。
そういった内定者の「就職の自由」を守るため、「内定辞退代行」という専門サービスも昨今活用されています。
業種問わず、新卒・中途・アルバイトの方1,000名以上の内定辞退を成功させてきた実績。
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こんな相談が多いです
- 「お世話になった担当者に言いづらいまま入社日が近づいてきてしまった」
- 「雇用契約を結んだ後に辞退を申し出たら損害賠償を請求すると言われてしまった」
- 「転職エージェントが辞退は認めないの一点張りで話が進まない」
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この記事のポイントをおさらい
最後に改めて内定辞退の期限・いつまでに?という疑問について解説をまとめていくよ。
- マナーと一般論の観点では内定通知をもらってから2〜3日以内、最大でも1週間以内に返事をする
- 保留にしたい場合は無断でするのではなく、期限の先延ばし(承諾保留)を企業に相談する
- 辞退をする場合は早めに「電話+メールor書面」でする
- 法的な観点で言えばいつまでにという期限はなくいつでも辞退可能
- 入社日まで2週間を切っている場合はトラブルに発展する可能性が高まる